iOS 10の新機能:Appleマップが車を駐車した場所を記憶

iOS 10の新機能:Appleマップが車を駐車した場所を記憶

ニール・ヒューズのプロフィール写真ニール・ヒューズ

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AppleInsider読者のOphirより。

Apple が新たにリリースした iOS 10 の新機能により、車の位置を自動的に記憶してくれるため、駐車した場所を忘れてしまうことはもうすぐ過去の問題になるかもしれない。

iOS 10のAppleマップアプリでルート検索を行うと、ユーザーのiPhoneは走行終了時に車両の位置を記憶します。これは、ユーザーの自宅住所以外で走行を終了した場合に自動的に行われます。

この新機能は、ユーザーに車両が駐車したことを通知し、地図上に駐車位置にピンを表示します。ユーザーは駐車した車両までの道順を取得したり、位置を編集してより正確な位置を特定したりすることができます。

駐車中の車は、Appleマップのおすすめ目的地として自動的に表示されます。つまり、iOS 10でユーザーがこの機能を有効にしている場合、Appleマップのロック画面ウィジェットに「駐車中の車」オプションが表示され、簡単にアクセスできるようになります。

iOS 10では、マップアプリはユーザーの車探しをサポートするだけでなく、他にも大きな変更が加えられます。中でも注目すべきは、サードパーティ製アプリケーションが拡張機能を通じて機能を追加できるようになることです。今週開催された世界開発者会議(WDC)で、Appleはアプリ拡張機能によって、ユーザーが別のアプリを開かずにレストランの検索、予約、車のリクエスト、そして支払いを行えるようになることを披露しました。

その他の機能としては、ガソリンスタンドやレストランなど、現在のルート沿いにある目的地へのクイックアクセスなどがあります。地図には交通状況や現在の道路上の危険に関する情報も表示され、速度、位置、今後のルートに応じて表示が適切に拡大・縮小されます。

編集者注:この記事は、AppleがWWDC 2016でiOS 10を発表した直後の6月に公開されました。モバイルオペレーティングシステムの正式リリースに合わせて再公開されています。iOS 10の詳細については、AppleInsiderの連載「Inside iOS 10」シリーズをご覧ください。