スラッシュレーン
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クパチーノを拠点とする同社は、2006年に5番街と6番街の間の西34丁目21-25番地の賃貸契約を、年間賃料約600万ドルで締結した。
以前の報道では、アップルはエンパイア・ステート・ビルの斜め向かいに位置する1万8000平方フィートのスペースに2階建てまたは3階建ての小売店を建設するとされていた。
昨年10月に公開されたレンダリング画像には、マンハッタンで4番目の旗艦店となるはずだったアップルショップの、ガラスとスチールのファサードを持ち、大きな白いアップルのロゴが目印の3階建て店舗のデザイン案が示されていた。
しかし、ニューヨークポスト紙は、アップル社が過去2年間空き地となっていたこのスペースを4月から転貸することを検討していると主張している。
同紙は匿名の情報源を引用し、ジョブズ氏が通りの向かいの荒廃した建物を見て「ここはアップルの所ではない」と言ったと伝えた。
この主張は、昨年フォーブス/スラティン不動産レポートが発表した内容と似ており、同レポートでは、マックメーカーがこの場所の「クールさ」について考え直し、その場所を転貸することを検討していると指摘していた。
イスマエル・レイバが提案した、W. 34th Street の Apple 小売店のデザイン。
「アップルは、少なくとも現状では、自社の最先端イメージと中流階級の34番街のイメージが両立するかどうか疑問視していた」と報告書は述べている。ギャップ、アメリカンイーグル・アウトフィッターズ、フォーエバー21といった小売店が34番街沿いに好立地している一方で、「残念ながら、かつての34番街には、三流の観光客向け商店やぼったくり屋が多く残っており、依然としてそのイメージは健在だ」と報告書は指摘している。
アップルは最新の報道についてコメントを控え、「その場所については何も発表していない」と述べた。