シャープとアップル、12億ドル規模の液晶工場建設で提携へ - 報道

シャープとアップル、12億ドル規模の液晶工場建設で提携へ - 報道

ケイティ・マーサルのプロフィール写真ケイティ・マーサル

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Appleと東芝が提携してLCD工場を建設する予定だという報道が強く否定されてから数日後、新たな報道では、Appleは代わりにシャープと提携して12億ドルの施設を建設する予定であると主張している。

月曜日、アップルと東芝が新たな液晶ディスプレイ工場の建設で協力しているという報道が浮上した。しかし、東芝の広報担当者は後にこの報道を「事実無根」とし、何も決定していないと述べた。

日経産業新聞は金曜日、アップルが液晶ディスプレイ製造で他社と提携すると再び報じた。今回の提携先はシャープだ。同紙によると、アップルは1000億円(12億ドル)規模の工場の「大部分」を担い、シャープが製造するパネルの「大半」を購入するという。

「シャープは来年三重県の工場に設備の設置を開始し、2012年後半に量産を開始する予定だ」とロイター通信は報道の概要を翻訳した。

新生産ラインでは中小型液晶パネルが製造されるとされており、AppleはiPhone向けディスプレイの大部分を購入するとされている。また、東芝はAppleへの供給を強化するため、石川県に工場を建設する計画もあると報じられている。