ウィリアム・ギャラガー
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コロナウイルス発生前の組立ラインで働くフォックスコンの労働者
アップルのサプライヤーであるフォックスコンは、新型コロナウイルスの影響による操業停止から今月末までに通常操業に戻ると発表し、通常の季節労働者の半数以上がすでに職場復帰しているという。
フォックスコンは、通常の生産の約半分を再開するという以前の計画に続き、従業員の復帰を奨励した後、現在、中国の工場が3月末までに通常の生産に戻ると予想していると発表した。
ロイター通信によると、フォックスコンの劉永偉会長は火曜日にオンライン投資家会議を開催し、この計画を発表した。具体的な数字は明かさなかったものの、正規の季節労働者の半数以上がすでに仕事を再開していると述べた。
ヤングウェイ氏は「感染拡大の防止、業務の再開、生産が最優先事項だ」と語った。
ヤングウェイ氏は投資家に対し、サプライチェーンに重大な問題は残っておらず、フォックスコンはサプライヤーが自ら業務を再開できるよう支援していると語った。
当初、フォックスコンはコロナウイルス発生当初、製造拠点を別の場所に移転できたため影響を受けないと述べていた。
最近では、この感染拡大が今年の利益に影響を及ぼすと述べており、ロイター通信によると、フォックスコンの株価は今年これまでに10%以上下落している。
AppleのiPhone 11とiPhone 11 Proの主な組み立てはFoxconnの鄭州工場で行われ、一方で「iPhone 12」の開発は深セン工場で進行中であると報じられている。
フォックスコンとアップルはともに、2月と3月に工場と店舗を「慎重に」再開した。