世界のモバイルウェブ利用でアップルが初めてノキアを追い抜く

世界のモバイルウェブ利用でアップルが初めてノキアを追い抜く

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月曜日に発表された新たな統計によると、2012年第4四半期に世界のモバイルインターネット利用におけるアップルのシェアがノキアのシェアを上回り、クパチーノに本社を置く同社は世界一のモバイルウェブ企業となった。

出典: StatCounter Global Stats - モバイルベンダー(ベータ版)市場シェア

この調査結果はウェブ分析会社StatCounterによるもので、かつて市場を支配していたNokiaの市場シェアが前年比15%以上減少したことで、Appleが1月に初めてNokiaから首位を奪ったと分析しています。なお、この調査ではiPadなどのタブレット端末はカウントされていませんが、AppleのiPod touchなどのポータブルデバイスは含まれています。

2012年、上位10社の大半がシェアを落とした。Appleも先月末の純損失が28.67%から25.86%に減少したが、Nokiaはシェアが最も大きく落ち込み、37.67%から22.15%に落ち込んだ。上位3社のうち、12ヶ月間でシェアを伸ばしたのはSamsungのみで、同期間に14.84%から22.69%に増加した。この好調な業績により、SamsungはNokiaを僅差で追い抜き、総合2位の座を維持した。

「Appleにとって良いニュースであると同時に悪いニュースでもある」と、StatCounterのCEO、アオダン・カレン氏は述べた。「Appleは利用シェアが低下しているにもかかわらず、首位の座を譲り渡した。2012年1月から2013年1月にかけてNokiaの利用が減少したことは、このフィンランド企業が首位の座をAppleに明け渡したことを意味する。一方、SamsungはAppleとは対照的に、2012年1月以降、利用シェアが増加している。」

この分析会社の調査部門であるStatCounter Global Statsは、300万以上のウェブサイトからなるStatCounterネットワークの月間150億ページビューに基づくデータをまとめた。

1月末、アップルのiPhoneの出荷台数が2011年の9,310万台から2012年には46.9%増加して1億3,680万台となり、全世界のスマートフォンの25.1%を占めたと報じられた。