マイク・ピーターソン
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クレジット: ソノス
ソノスは、マウンテンビューの同社がスマートスピーカーに関する自社のオーディオ技術特許5件を侵害したとして、グーグルに対し新たな訴訟を起こした。
スピーカーメーカーは1月にGoogleを相手取り初の訴訟を起こし、検索大手が自社のマルチルームオーディオ技術を盗用したと非難した。Googleは6月に反訴を起こし、特許侵害も主張した。
9月29日にテキサス州西部地区連邦地方裁判所に提出された最新の訴状で、ソノスは、ChromecastやNestなどのグーグル製品が現代のスマートデバイススピーカーをカバーする中核特許を侵害していると主張している。
Sonosが活用しようとしている知的財産には、リモートオーディオ再生コントロールやマルチゾーンオーディオシステムに関する特許が含まれます。記載されている特許には、米国特許番号9,967,615、10,779,033、9,344,206、10,469,966、および9,219,460が含まれます。
Sonosが当初訴訟に提起した知的財産権と比較すると、新たに訴訟の対象となった特許ははるかに新しいものであり、オーディオシステムの基礎的な側面にはあまり焦点が当てられていません。例えば、特許の1つは2020年9月初めにSonosに付与されたばかりです。
「2015年以降、GoogleによるSonosの特許技術の不正利用が急増している。Googleは、ワイヤレスマルチルームオーディオシステムを、Google Home Mini、Google Home、Google Home Max、Pixelスマートフォン、タブレット、ノートパソコンなど、12種類以上の侵害製品に拡大してきた。そして、Sonosが2016年以降少なくとも4回にわたりGoogleに侵害を警告しているにもかかわらず、Googleは侵害行為を続けている」と特許には記されている。
ソノスは1月にカリフォルニア州連邦裁判所に提訴したほか、米国国際貿易委員会にも苦情を申し立て、検索会社による「米国への侵害製品の違法輸入および販売」の調査を求めた。
スピーカーメーカーは、Googleの意図的な強制によって甚大な損害が発生したと主張し、Googleのデバイスが自社の知的財産を「略奪的に」実装していると主張している。また、Googleがスピーカーを大幅な値引き価格で販売したり、無料で配布したりしているとも主張している。
ソノスは訴訟で陪審裁判を求めており、さらなる特許侵害、損害賠償、訴訟費用の差し止めを求めている。
Sonos対Googleの著作権侵害訴訟2(マイク・ワーテル著、Scribd掲載)