WWDC 2012のバナーには、iOS 6、OS X、iCloudが主役として描かれている

WWDC 2012のバナーには、iOS 6、OS X、iCloudが主役として描かれている

ダニエル・エラン・ディルガーのプロフィール写真ダニエル・エラン・ディルガー

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1年前、スティーブ・ジョブズはAppleのワールドワイド・デベロッパー・カンファレンス(WWDC)において、iOS、OS X、iCloudをAppleの3つの技術的基盤として発表しました。そして今年のイベントでも、Appleは同じメッセージに基づいて開発を進めています。

本日公開された iOS 6 バナーに加え、WWDC イベント会場の作業員は OS X と iCloud 用の同様のバナーも設置しているが、どちらのバナーにも具体的なバージョン番号は記載されていない。

OS Xのバナーには「Mac」という単語がどこにも見当たらないのが目立ち、Appleが「世界で最も先進的なモバイルオペレーティングシステム」と呼ぶiOSと並んで、自らを「世界で最も先進的なデスクトップオペレーティングシステム」と宣伝している。

OS X のバナーには、Mountain Lion のコードネームやバージョン番号 10.8 に明示的に注目させるのではなく、単に Mountain Lion の画像が描かれているだけです。

iCloud のバナーにも同様に、Apple が昨年この新サービス向けに発表したシンプルなアイコンと、「あなたのコンテンツ。あ​​なたのすべてのデバイスに」という親しみやすいスローガンが表示されています。これは、ジョブズ氏が昨年のイベントで、今後の Apple の高レベルな長期戦略として強調し始めたメッセージです。

AppleInsiderが撮影したスパイ写真には、AirPlayを宣伝する上階のバナーも写っている。AirPlayはiOS 5でデビューし、OS X 10.8 Mountain Lionにも搭載される予定だ(ただし、動作には最新モデルのハードウェアが必要)。AirPlayのバナーには、MacBook Airの画面が背後の大型HDTVにミラーリングされている様子が描かれている。

WWDC イベントは iOS および OS X の開発者を対象としており、これまでは製品紹介が行われることが多かったものの、その主な重点は、増え続ける開発者たちが自社製品に積極的に採用してくれることを期待する新しいソフトウェア技術に重点を置いてきました。

モスコーニ・ウエスト会場の外には、WWDC 2012のメインとなるカラフルなアプリアイコンのイメージを反映した小さなバナーが設置されているほか、毎年WWDCで建物を飾る巨大なAppleロゴも設置されており、昨日から設置が始まっている。