ジョシュ・オン
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ロイター通信によると、MFグローバルのアナリスト、デビッド・ルーベンスタイン氏は水曜日の顧客向けセールスノートでこの噂を再燃させ、この日本企業の株価は2%以上上昇した。
同氏は「アップルがiPhoneやiPad向けスクリーンの安定供給を確保するため、シャープの亀山工場に10億ドル程度の投資を行う可能性が非常に高いと考えている」とし、アップルの投資は「シャープの収益性に重大な影響を与える」と付け加えた。
昨年12月、日本の経済紙「日経新聞」は、アップルが新たな液晶ディスプレイ製造工場の建設に必要な1000億円(13億ドル)のうち「大部分」を負担し、そこで生産されるパネルの「大半」を購入すると報じた。同工場での生産は2012年後半に開始される予定とされていた。
月曜日、シャープの9.7インチ、2,048 x 1,536解像度の次世代iPad用ディスプレイの供給が、2011年のiPad 3発売には不十分だという噂が浮上した。DigiTimesは、高解像度ディスプレイは主にシャープから高価格で供給されており、アップルの他のサプライヤーであるサムスン電子とLGディスプレイはどちらも「十分な歩留まりを達成できない」と報じた。
「iPad 3の物理的な薄さ、豊富な色彩のサポート、堅牢性に関する要件は、パネルの技術的制限とすべて矛盾するため、発売が遅れる可能性がある」とレポートは述べている。
初代iPadでも第2世代モデルでも、LCDディスプレイが制限要因となっていると報じられている。
アップルは昨年、東芝の新液晶工場建設に協力するとも報じられたが、東芝の関係者は新工場については「何も決まっていない」と否定した。4月には、東芝がiPhone向け液晶ディスプレイの独占メーカーになったとの報道もあった。