Googleフォトが一部ユーザーのプライベート動画を他人と共有

Googleフォトが一部ユーザーのプライベート動画を他人と共有

アンバー・ニーリーのプロフィール写真アンバー・ニーリー

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画像クレジット: @jonoberheide

Googleは、Googleフォトの一部のユーザーに対し、同サービスに保存されている動画の一部がランダムなユーザーのアーカイブにエクスポートされている可能性があると通知した。

2019年11月21日から11月25日までの間にGoogleフォトの「データをダウンロード」サービスを利用したユーザーは、データのエクスポートが不完全で、他のユーザーの動画が含まれている可能性がある。Googleは現在、影響を受けるユーザーに通知しており、問題の被害に遭っているユーザーの数は不明である。

この通知は、Duo Securityの共同創設者であるTwitterユーザーのジョン・オーバーハイド氏によって2月3日にスクリーンショットされた。現時点で何人のユーザーが影響を受けたかは不明である。

Googleによると、5日間にわたり技術的な問題により、ユーザーの動画が無関係なユーザーのアーカイブにエクスポートされる可能性がありました。この問題は既に修正済みですが、以前のエクスポートを削除し、新たにエクスポートを行う必要があるとのことです。

ユーザーの動画が他のユーザーと共有されている可能性があり、その数は不明ですが、どの動画が共有されているかは明らかにされていません。Googleは動画についてのみ言及しているため、エクスポートされた写真には影響がないと考えられます。

Googleは最近、セキュリティスキャンダルの標的となっていました。2019年後半には、ドイツのセキュリティ研究機関がAmazon AlexaとGoogle Homeのアプリストアにそれぞれ8台の「スマートスパイ」を設置し、スマートスピーカーを介した盗聴やフィッシングがいかに容易であるかを実証しました。

また最近、PC と Mac の両方で人気のウイルス対策ツールである Avast が、ユーザーのデータを収集し、それを Google と Microsoft に直接販売していたことも発覚しました。