マイキー・キャンベル
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Appleの新しいサンタクララキャンパスの建設が進行中。| 出典: MercuryNews
アップルはサンタクララに初のキャンパス建設を開始した。クパチーノを拠点とするテクノロジー大手の同社向けに「特別に建てられた」とされる複合施設内に、すでに2棟の建物のうち最初の建物が建設中だ。
アップルの契約に詳しい人々によると、サンタクララのオフィスは、デベロッパーのピアリー・アリラガから借り受けた約29万6000平方フィートの敷地に建設され、1200人以上の従業員を収容できる広さになる予定だとマーキュリーニュースが報じている。
情報筋によると、賃貸契約は長期契約で、敷地内の既存建物を解体し、2棟のオフィスビルを建設する計画も含まれているという。サンタクララ市の経済開発担当官は、新設ビルはいずれも6階建てとなることを確認した。
アップルは、クパチーノにあるヒューレット・パッカードの跡地に建設中の巨大な「宇宙船」キャンパス2を、既存の従業員の居住地として賃借するだけではないかとの憶測が飛び交っている。クパチーノ市に提出された新たな計画によると、キャンパス2の完成は1年延期され、2016年になる可能性がある。
情報筋によると、サンタクララキャンパスのリースは最長10年になる可能性があり、アップルは新しい「スペースシップ」プロジェクトが終了した後もオフィスビルを維持するつもりだと示唆している。
現在建設中の6階建ての建物は2014年に完成予定で、延床面積は18万8000平方フィートとなる。一方、2つ目の建物は約10万8000平方フィートの広さになる予定だ。