新たな噂によると、Appleの次期iPhoneには指紋センサーとNFC電子ウォレットが搭載されるという。

新たな噂によると、Appleの次期iPhoneには指紋センサーとNFC電子ウォレットが搭載されるという。

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中国からの新たな報道によると、Appleは次世代iPhoneに指紋センサーを組み込むために台湾のChipbond Science and Technologyと契約したとのことだ。

詳細は月曜日にチャイナタイムズによって報じられ、いわゆる「iPhone 5S」には指紋センサーとモバイル決済用の近距離無線通信チップの両方が搭載されるという。この2つの機能は連携して動作し、ユーザーは指紋で簡単に取引を承認できるようになると予想されている。

Appleは第2四半期にiPhone 5Sの部品の在庫を開始したと報じられています。同機種は2013年半ばから後半にかけて発売される予定です。

月曜日に報じられた詳細は、Appleの将来の製品パイプラインを予測する確かな実績を持つKGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏が以前主張していた内容と一致している。クオ氏は、新型iPhone 5SはiPhone 5と同じ外観ながら、指紋センサーを内蔵し、カメラも改良され、より高性能なA7システムオンチップを搭載して、6月か7月に発売されると見ている。

クオ氏によると、指紋センサーはデバイスのホームボタンの下に搭載される。ユーザーは、プロンプトが表示されたら親指をボタンの上に置くだけで、パスワードの入力や購入の承認など、さまざまなタスクでユーザーの本人確認を行うことができる。

将来のデバイスに指紋スキャナーが搭載される可能性の最初の兆候は、昨年Appleがセキュリティ企業AuthenTecを買収したことが明らかになった際に現れました。3億5,600万ドルを投じたこの買収は、同社の「スマートセンサー」部品をターゲットとしていたと報じられています。このセンサーは厚さわずか1.30ミリメートルですが、1インチあたり500ピクセルのスキャンが可能です。

次期iPhoneにNFC電子ウォレットが搭載される可能性については、Appleは昨年、iOS 6でPassbookを発表し、その準備を整えていた。しかし、Passbookのリリースにあたり、AppleはNFC決済を断念することを決定した。その理由の一つは、こうしたシステムを機能させるには店舗にモバイル決済端末を設置する必要があるためだ。