AppleInsiderスタッフ
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Burstly は Apple に買収されてから 1 か月も経たないうちに、同社の SkyRocket 収益化サービスのユーザーに対し、製品の公開および SDK ライセンス契約が 90 日で期限切れになるという通知を送ったと報じられています。
TechCrunchは、Burstlyの共同創業者ライアン・リフキン氏がSkyRocketユーザーに送ったと思われる書簡を引用し、同社がモバイルアプリ収益化サービスのパブリッシャーライセンスとSDKライセンスを終了すると報じた。終了日は6月9日となっている。
TechCrunchが転載した、一部編集された手紙:
出版および SDK ライセンス契約 - 終了この書簡は、Burstly, Inc. が XXXX 日付で、第 X 条に基づき出版および SDK ライセンス契約を終了する旨の書面による通知となります。この通知に従い、本契約は、契約の XX 条に従って通知が提供された日から 90 日後に終了します。
当社は、本契約に基づく関係を終了するにあたり、スムーズな移行を期待しております。
敬具、
ライアン・リフキン
現在も稼働中のSkyRocketのウェブサイトに記載されているように、同プラットフォームは開発者向けに、複数の広告パートナーとの連携によるメディエーションサービス、視聴して獲得できる動画コンテンツ、バナー、インタースティシャル広告といったアプリ利用を促進する報酬、他アプリとのクロスプロモーション、顧客ターゲティングのためのセグメンテーションといったサービスを提供していました。Appleがこれらのサービスを将来的に自社のiAdプラットフォームに統合するかどうかは不明です。
「アップルは規約を改定し、新たな条件を提示するかもしれないが、その行動方針を考えると、顧客を取り戻すのは難しいだろう」とある情報筋はTechCrunchに語った。
サービス停止が迫っているとの憶測を煽っているのは、SkyRocketの調停チームのメンバーが先月中に解雇されたという未確認の噂だ。同誌は、火災の実態やBurstlyの運営への潜在的な影響について確認できていない。
2月に、AppleによるBurstlyの買収が確認されました。Burstlyは、アプリのベータテストプラットフォーム「TestFlight」で最もよく知られている企業です。両社とも買収の最終価格は明らかにしていませんが、この動きはApple側の「買収による人材獲得」とみられています。