サム・オリバー
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Amazonは、数ヶ月後の発売に先立ち、新型大型Kindle Fireの受注を開始したと、DigiTimesが月曜日に報じた。FoxconnがODM(オリジナル設計製造)の受注を獲得したと報じられており、7インチKindle FireのODM供給元であるQuanta ComputerとInventecは既に撤退している。
同誌は別の報道で、Amazonが新型Kindle 6インチモデル向けにカラーE-Inkディスプレイも発注したと報じている。E-Ink Holdings製の新型カラーディスプレイは3月に出荷開始予定となっている。
Kindle Fireは昨年199ドルという大胆な価格で発売されたが、IHS iSuppliの推計によると、2011年第4四半期の販売台数は390万台だった。投資銀行Stifel Nicolausによるさらに大胆な推計では、販売台数は600万台とされている。
どちらの数字も、タッチスクリーンタブレット市場の大部分を上回っている可能性が高い。しかし、これらの推定値は、Appleが前四半期に販売したiPadの1,500万台を大きく下回っている。
AppleはiPadの販売台数を公表している一方、AmazonはKindleシリーズの具体的な販売台数を明らかにしていない。Amazonは、Kindleシリーズ全体でクリスマス前の週に100万台以上を販売していると述べたものの、具体的なデータは明らかにしていない。
先月のある報道によると、アマゾンは2012年初頭に7インチKindle Fireの注文を半分に減らす計画をすでに立てていたという。同社はホリデーシーズン後の売り上げの鈍化と、アップルの第3世代iPadの発売が予想されることを考慮して計画を立てていたと言われている。