Apple、カナダで開催されるNeurIPS機械学習カンファレンスへの参加を発表

Apple、カナダで開催されるNeurIPS機械学習カンファレンスへの参加を発表

マルコム・オーウェンのプロフィール写真マルコム・オーウェン

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Siriは、Appleの機械学習研究の恩恵を受けている数多くの製品やサービスの一つである。

Appleは、12月2日からカナダのモントリオールで開催される第32回ニューラル情報処理システム会議に参加することを確認した。同社の機械学習専門家が出席し、関連技術について議論するほか、自社の研究をさらに進めるためにさらなる人材を採用する可能性もあるという。

Appleの機械学習ジャーナルに掲載されたこの通知によると、iPhoneメーカーであるAppleは、NeurIPSまたはNIPSとも呼ばれるこのカンファレンスに、機械学習分野の専門家を招いたブースを出展する予定です。このブースはカンファレンス期間中、参加者が自由に訪れることができ、イベント参加者はぜひお立ち寄りいただき、交流を深めていただければと思います。

カンファレンスのブースと参加者への招待状は、Apple がコミュニティーにさらに好感を抱くのに役立つと思われるが、メモの後半部分は、Apple がこの機会を利用して新しい人材を社内に引き入れるつもりであることを強く示唆している。

「Appleは最先端の機械学習技術の発展に尽力しています」とメモには記されている。「その一環として、私たちは優秀な研究者とエンジニアのチームを構築し、デバイスやサービスにインテリジェンスを注入することで、何百万人ものユーザーの生活に日々貢献できるよう取り組んでいます。」

メッセージはさらに、Apple が「機械学習のさまざまな分野での経歴を持つ人材を探している」と伝え、関心のある人は同社の求人掲示板でその分野の職を探すよう勧めている。

Appleの機械学習への取り組みは、機械学習プロジェクトを支えるインフラ、深層学習と強化学習、音声認識、自然言語理解、コンピュータービジョンなど、幅広い分野に及んでいます。Appleの取り組みは、よく知られているSiriやProject Titanの自動運転システムのように、すぐに目につくものもありますが、Apple Musicのおすすめ機能や写真アプリの被写体認識機能など、それほど目立たない分野にも応用されています。

昨年のイベントで、Apple はコンピュータービジョンや動的な意思決定プロセスを含む同社の自動運転プラットフォームを垣間見せた。

同社はまた、10月に機械学習AR企業スペクトラルを買収するなど、新規採用や買収を通じて積極的にチームを拡大している。