AirTagのライバル、キーリングホール付きChipolo One Spotが予約受付開始

AirTagのライバル、キーリングホール付きChipolo One Spotが予約受付開始

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

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新しいChipolo ONE Spot

Chipolo ONE Spot は現在予約注文が可能で、Apple の Find My デバイスである AirTag と比べて若干価格が安く、キーリング穴が内蔵されています。

AppleのAirTag発売に先駆けて発表された、類似のデバイストラッカー「Chipolo ONE Spot」が予約受付を開始しました。Appleの「探す」ネットワークに対応した初のサードパーティ製トラッキングデバイスで、AirTagと同様の機能を備えながら、より優れた点も備えています。

まず、トラッカー自体にキーホルダーに取り付けられる穴が開いている点です。AppleのAirTagをキーホルダーに取り付けるには、別途アクセサリを購入する必要があります。

Chipoloは新しいトラッカーをAppleよりわずかに安く販売しています。Chipolo ONE Spotは1台28ドルですが、Appleは29ドルです。

さらに注目すべきは、Chipolo ONE Spotsの4個パックが現在90ドルで販売されていることです。これはAppleより9ドル安いですが、Chipoloのウェブサイトによると、4個パックの価格は将来的に112ドルまで値上がりする可能性があるとのことです。

AirTagsはIP67等級と防水性が高く、水深1メートルに最大30分間浸漬しても問題ありません。Chipolo ONE SpotはIPX5等級で、水しぶきにも耐えられます。

Chipolo ONE Spotの方が音量は大きいですが、非公式のテストによるとAirTagのスピーカーは最大64dBまで音が出るようです。Chipoloは、新型デバイスは120dBまで音が出ると発表しています。AirTagはiPhoneの超広帯域無線を利用して正確な位置特定が可能ですが、ONE Spotではそれができません。

Chipoloは現在、6月分の予約注文が完売したと発表しています。今注文すれば、8月にデバイスが発送されます。

AirTagsと新型Chipolo ONE Spotは現在、Appleの「探す」ネットワークと互換性のある唯一の追跡デバイスです。Tileは独自のネットワークを使用する代替デバイスを提供しており、AppleInsiderはこれら3つのデバイスを徹底的に比較しています。

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