AppleInsiderスタッフ
· 1分で読めます
10月にアップルから追放された元小売担当副社長のジョン・ブロウェット氏は、英国を拠点とする女性向けファッションチェーン、モンスーン・アクセサライズの最高経営責任者に就任した。
ブロエット氏は新職で、1,000店舗以上(うち350店舗以上は英国内)の店舗と、ハイストリート小売店の日常業務を統括するとフィナンシャル・タイムズ紙は報じている。CNETが指摘しているように、モンスーン・アクセサライズの店舗数は既存のアップルストアの2倍をはるかに上回る。
モンスーン・アクセサライズの創業者ピーター・サイモン氏は、ブロウェット氏に決める前に、同社は新しいCEOを徹底的に探していたと語った。
「ジョンはモンスーン・アクセサライズを次のレベルに引き上げるために必要なスキルと経験を持っています」とサイモン氏は語った。
ブロウェット氏は、数々の失策が報じられたアップルでの短い在任期間に汚点を残したが、欧州のテクノロジーディーラー、ディクソンズのCEOを務めた後、2012年1月にアップルに入社した。4月に就任してからわずか6ヶ月後の10月に解雇された。
ブロウェット氏の短い在任期間中、従業員からの複数の報告によると、同氏は、このテック大手の直営店の人気を支えてきた「Apple Store体験」の提供よりも、利益率を重視していたという。ブロウェット氏は8月に採用凍結とパートタイム従業員の労働時間の短縮を開始したことで、Apple Store従業員から苦情を招いたとされている。
一方、ブロウェット氏は、解雇と勤務時間削減は「間違い」だったと述べ、変更を撤回すると主張した。
アップルは小売部門のトップにふさわしい後任者をまだ探している最中だ。