AppleInsiderスタッフ
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報道によると、議員らは、旧型のiPhoneのバッテリー関連の速度低下に関する同社の発表に関連して、Appleの幹部にさらに別の書簡を送ったという。
この書簡は米国下院の共和党議員4名によって執筆されたもので、スイスで最近発生したiPhoneのバッテリーからの発煙に関する懸念も含まれているとされている。ロイター通信によると、書簡の筆者の一人は下院エネルギー・商業委員会のグレッグ・ウォルデン委員長である。
手紙の全文はすぐには入手できなかった。
今週初め、上院商務委員会のジョン・トゥーン委員長は、Appleのティム・クックCEOに同様の書簡を送付した。どちらの書簡も、バッテリーの劣化が進む旧型のiPhoneのCPU速度をAppleが制限していたことが明らかになったことを受けてのものだ。
Appleはこの問題に関するコミュニケーション不足を謝罪し、デバイスを元のパフォーマンスに戻したい顧客に対して、バッテリー交換費用を79ドルから29ドルに値下げすると発表した。しかし、これは中途半端な対策だと多くの人から批判され、書簡が送られた。
「アップルが提案した解決策、特に無償交換バッテリーを提供しないという決定は、一部の顧客からさらなる批判を招いている」とトゥーン氏は書いている。
この件についてはこれまで何度も議会で調査が行われているが、米国議会議員がなぜ連邦消費者保護機関の役割を無視し、より緊急性の高い問題の代わりにiPhoneの反応の鈍化を直接調査することが自らの職務の範囲内であると考えているのかについては、いまだに何も明らかにされていない。