WSJ: アマゾン、4～5インチディスプレイ搭載のスマートフォンをテスト中

アマゾンがスマートフォンを開発中であるという先週の報道に続き、別の大手メディアは、同社がすでに4〜5インチサイズの端末をテストしており、早ければ2012年後半にも量産を開始する可能性があると報じている。

ウォール・ストリート・ジャーナルは水曜日、アマゾンの部品サプライヤーの情報筋がスマートフォンのテストが進行中であると報告したと報じた。

「匿名を条件に語ったアマゾンの部品サプライヤー数社の担当者は、シアトルを拠点とする同社がスマートフォンをテストしており、新型デバイスの量産は今年後半か来年初めに始まる可能性があると語った」と、作家のロレイン・ルク氏は書いている。

この報道が正確だとすると、アマゾンは大型ディスプレイ搭載の携帯電話の発売に関心があるようだ。ある情報提供者は、このオンライン小売業者が現在4〜5インチの画面を搭載したデバイスをテストしていると主張している。

WSJの主張は、アマゾンがフォックスコンと提携してスマートフォンを製造しているとの先週のブルームバーグの報道に続くものだ。同紙はまた、アマゾンが知的財産権の脅威から身を守るため、無線通信関連の特許の買収を検討していると示唆した。

アマゾンが開発する携帯電話の兆候は昨年末に初めて現れた。シティグループのアナリスト、マーク・マハニー氏は昨年11月、アジアのサプライチェーンとのチャネルチェックを投資家に伝えた。

Amazonは、現在のスマートフォン市場をリードするSamsungとAppleにとって、信頼できる選択肢となることが期待されています。AmazonはKindle Fireで展開したのと同じモデルを踏襲し、Android OSをフォークして自社製品やサービスとの連携を強化する可能性が高いとされています。