AppleInsiderスタッフ
· 1分で読めます
アップルのCEOティム・クック氏は最近のインタビューで、タブレット販売の明らかな減速を「減速の兆候」と表現したが、これはiPadなどのタブレットは最盛期を過ぎたと主張する業界の専門家の意見とは相反するものだ。
Re/code のウォルト・モスバーグ氏との会話の中で、クック氏は、市場の勢いが失われつつあるという懸念がある中、タブレット業界、そして当然ながら Apple の iPad について明らかに楽観的な見方を示した。
「iPad発売後4年間の成果に、これ以上ないほど満足しています」とクック氏は述べた。「最近の状況はスピードバンプと言えるでしょう。あらゆる分野でその兆候が見られます」
クックCEOは7月、iPadの販売不振に対する株主の懸念に答えた際にも、ほぼ同様の発言をした。第4四半期のiPad販売台数は1,330万台で、これは会社予想と一致したものの、上振れ幅の拡大には届かなかった。前年同期比では9.2%の減少となった。
当時、クック氏は、米国や西欧といった一部の先進市場におけるチャネル縮小と地域的な減速を指摘したが、今後のイノベーションと提携が成長を牽引するだろうと述べた。具体的な発表はなかったものの、アップルのCEOは、新しいハードウェア、ソフトウェア、そしてサービスが登場すると約束した。
成長の可能性の一つとして、Appleが最近発表したIBMとの協業「IBM MobileFirst for iOS」が挙げられます。このプログラムはエンタープライズソリューションに特化しており、IBMは複数の業界のニーズに合わせて100以上のネイティブiOSアプリとサービスを開発しています。MobileFirstは今年後半に展開される予定です。
今後の製品展望については、本日の噂により、2015年初頭の発売に向けて準備が進められている巨大な12.9インチiPadに関する議論が再燃しました。現行のRetinaディスプレイ搭載iPad AirとiPad miniも、今年中にTouch ID指紋センサー、スペック向上、そして9.7インチ版ではRAM容量が倍増する可能性のある刷新が期待されています。
最新の噂によると、Appleは「iPad Air 2」のオンボードメモリを2GBに倍増し、