Apple傘下のShazam、月間楽曲認識数が10億曲を突破

Appleによれば、Shazamは世界で最も人気のある音楽アプリの一つであり、1か月間で10億曲以上の認識を記録したという。

Appleは2018年に4億ドルでShazamを買収し、徐々に自社のエコシステムに統合してきました。ユーザーはSiriやコントロールセンターからShazamを使って、近くで流れている音楽を知ることができます。

「Shazamは、ファンがほぼ瞬時に曲を認識できるという点でも、アーティストが発見されるという点でも、魔法の代名詞です」と、Apple MusicおよびBeats担当バイスプレジデントのオリバー・シュッサー氏は声明で述べた。「今日の節目は、人々がShazamを愛しているだけでなく、世界中で音楽の発見への欲求がますます高まっていることを示しています。」

Shazamの音楽認識機能は、ユーザーの録音のデジタル署名を生成し、それを記録済みの曲と照合します。Shazamは、署名と一致するタグ付き音楽の膨大なカタログを保有しており、Appleの利用可能なライブラリのほぼすべてを網羅しています。

Shazamの成長は驚くべきことではありません。Appleはこの機能をApple Musicの一部として宣伝し、コントロールセンターに専用ボタンを用意したからです。ShazamアプリはiOSとAndroidの両方で引き続き利用可能です。

Appleはまた、サウンド認識アルゴリズム用のAPIを2021年後半に開発者向けにリリースすると発表した。ShazamKitと呼ばれるこのAPIを使用することで、開発者はカスタムサウンドシグネチャにアプリを反応させることができる。

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