AppleInsiderスタッフ
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アップルは、歴史的に低い金利を利用し、65億ドルの債券を売却して、自社株買いや配当金の支払い、買収などの企業計画に充てる予定だ。
米証券取引委員会への提出書類で発表された65億ドルの債券は4部に分かれており、償還は2028年から2061年の間に予定されている。
アップルは、2028年満期の利率1.4%の債券を23億ドル、2031年満期の利率1.7%の債券を10億ドル、2051年満期の利率2.7%の債券を18億ドル、2061年満期の利率2.85%の債券を14億ドル発行した。7年、10年、30年、40年債の利子は、2022年2月から毎年8月5日と2月5日に半年ごとに支払われる。
同社は、引受割引および募集費用を差し引いた売却益が約64億6000万ドルになると予想している。
アップルは本日の提出書類で、調達した資金は自社株買いや配当金の支払い、運転資金、設備投資、買収、負債返済など「一般的な企業目的」に使用されると述べた。
ゴールドマン・サックス、バンク・オブ・アメリカ・セキュリティーズ、バークレイズがこの募集を運営している。
バロンズが指摘したように、アップルは6月30日時点で1138億ドルの長期債務を抱えており、これには2月に債券発行で調達した140億ドルも含まれる。