マイキー・キャンベル
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予想通り、アップルは火曜日遅くにインドのベンガルールにデザイン・開発アクセラレーターを開設する計画を発表した。開発者たちはそこでアップルのソフトウェアプラットフォーム上でのコーディングに必要なさまざまなスキルを学ぶことになる。
同社によれば、この「初」と呼ばれるベンガルールセンターは、iOS、Mac、Apple TV、Apple Watchアプリの開発を目指す地元の開発者に専門的なアクセスとサポートを提供するという。
「インドは、世界で最も活気があり、起業家精神にあふれたiOS開発コミュニティの一つを擁しています」と、Apple CEOのティム・クック氏は述べています。「ベンガルールに新施設を開設することで、開発者の皆様に、世界中のお客様に向けて革新的なアプリを開発するためのツールへのアクセスを提供できるようになります。」
アップルは、急成長を遂げているテクノロジーシーンを理由にベンガルールを拠点に選んだ。同社によると、この地域はインドの他のどの地域よりも多くのテクノロジー系スタートアップ企業を抱えており、100万人以上の人々がテクノロジー分野で働いていることから、アップルにとって肥沃な土壌となっているという。特に、地元の大学卒業生の40%以上が工学または情報技術を専攻しているとアップルは述べている。
Appleの新たな施設では、様々なトピックについて毎週講師や専門家を招き、ブリーフィングを行う予定です。開発者は、マンツーマンのアプリレビューやSwiftプログラミング言語の学習など、様々なメリットを享受できるようになります。
インドの取り組みは、イタリアのナポリにあるアップルの欧州iOS開発センターと同様の機能を果たすことが期待されており、開発者にアプリエコシステムへの貢献に必要な実践的なスキルとトレーニングを提供する。
ベンガルールの施設は2017年初頭にオープンする予定だ。
アップルは、成長が見込まれる新興市場であるインドへの積極的な進出を進めています。同社は今年初めにハイデラバードに技術センターを開設したほか、消費者向け分野では、インド国内でのアップルストア開設について政府規制当局と最終段階の協議を進めています。
本日の展開は、クックCEOのインド到着に先立つものとなった。クックCEOは今週後半にナレンドラ・モディ首相と会談する予定だ。