マイク・ピーターソン
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マックスタジオ
モルガン・スタンレーのケイティ・ヒューバティ氏は、第4四半期の厳しい経済状況を理由にアップルの目標株価を210ドルから195ドルに引き下げたが、2022年もアップルは依然として有力候補であると述べている。
AppleInsiderが閲覧した投資家向けメモの中で、ハバティ氏はAppleの3-4月期決算が予想を上回ったと指摘している。しかし、新型コロナウイルスの影響による供給制約の影響で、4-6月期の売上高予想は3%減少した。
しかし重要なのは、Appleの制約は需要ではなく供給によって左右されるという点だ。実際、Huberty氏はAppleの需要は著しく安定していると言う。
3月四半期はアップルにとってまたしても「クリーン」な会計期間となり、同社の6月四半期のコメントは「著しく前向き」なものとなったが、同社は依然として為替、ロシアでの販売禁止、中国の主要製造都市における新型コロナウイルスの再拡大といった逆風に直面している。
そのため、ヒューバティ氏は2022年第3四半期の四半期収益予想を833億ドルから811億ドルに引き下げた。
新型コロナウイルスによるロックダウンの影響やロシアでの販売禁止による欧州市場の若干の減速にもかかわらず、ヒューバティ氏はアップルの製品とサービスのエコシステムの根本的な健全性は「驚くほど安定している」と考えている。
「中国における新型コロナウイルス対策のロックダウンと継続的な供給不足の不確実性を踏まえ、経営陣はより慎重な姿勢を示しましたが、根本的な需要に関するコメントはより建設的であり、中国における新型コロナウイルス制限の緩和は、当社の新たな4月期業績予想の上方修正につながる可能性があると考えています」とヒューバティ氏は述べている。「数々の課題に直面する市場において、Appleは依然として安定の象徴であり、当社は引き続きAppleを2022年のトップITハードウェアピックと見ています。」
アナリストの新たな目標株価は210ドルから195ドルに引き下げられ、これは2023年の一株当たり利益の新たな予想6.43ドルに対する株価収益率30.3倍に基づいている。
ヒューバティ氏のコメントは、JPモルガンのコメントと同様、アップルが3月四半期の業績が記録破りだったと発表された後に出されたものだ。