ウォルマートのデジタルメディア責任者がアップルへ移籍

ウォルマートのデジタルメディア責任者がアップルへ移籍

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ウォルマートが最近デジタルメディアダウンロード市場へ進出した際に指揮を執った幹部の一人が、アップルのiTunesビデオ事業の国際展開を支援するため、この巨大小売業者を去った。

ウォルマート・ストアーズの元デジタルメディア部門マネージャー、ケビン・スウィント氏が今週、iTunesの国際ビデオ担当ゼネラルマネージャーとしてアップルに入社し、米国以外の国向けの映画やテレビ番組の調達を担当することになる。

報道によれば、彼はダウンロードごとの支払いによるコンテンツと時間指定のデジタルレンタルの両方についてライセンス契約を模索しており、後者は海外での iTunes Movie Rental サービスの開始に役立つだろう。

スウィント氏がウォルマートを去ったのは、同社が話題をさらっていたオンラインビデオダウンロードサービスを停止し、残っていたデジタル音楽・映画事業の縮小を決めてからわずか数週間後のことだった。

「私は今週アップルに入社し、ビデオ国際部門の責任者となるが、これ以上のコメントは控えるべきだ」とスウィント氏はマルチチャンネルニュースへの電子メールで述べ、ウォルマートからの退職を認めた。