ウィリアム・ギャラガー
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アップルの主要iPhone製造会社フォックスコンは中国への依存からの脱却に取り組み続けており、現在インドに5億ドルを投資している。
フォックスコンはインドに既存の製造工場を構えており、iPhoneの生産を少なくとも一部は維持している。同社は既に、インドでの従業員数を段階的に4倍に増やす計画を明らかにしている。
Techcrunchによると、Foxconnはインドでのプロセッサ製造事業を強化しており、同国に新たに5億ドルを投資しているという。
この投資は、2022年12月8日付の台湾証券取引所への提出書類に記録されている。報道によると、フォックスコンはこの投資を鴻海科技インドメガ開発有限公司の事業に投入する予定だという。
一方、アップルはインド国内のiPhoneユーザー向けに5Gサービスを展開することを約束した。また、iPadの生産の一部をインドに移転することを検討している。
アナリストは、アップルとフォックスコンのインドでの取り組みに基づき、2025年までにiPhone生産の4分の1がインドで行われる可能性があると予測している。
中国鄭州市近郊にあるフォックスコンの主要iPhone工場は、最近、地元当局の厳しい新型コロナウイルス感染症対策により封鎖された。また、労働環境の悪化を理由に、従業員が会社から逃亡したり、暴動を起こしたりしている。