ロジャー・フィンガス
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最近退任したアップルの小売部門副社長アンジェラ・アーレンツ氏は木曜日、民泊大手エアビーアンドビーの取締役会に加わった。
CNBCによると、アーレンツ氏は、ピクサーの元CFOアン・マザー氏とアメリカン・エキスプレスの元CEOケン・シュノールト氏に続き、取締役会に加わる3人目の独立系役員となる。Airbnbは2019年後半に予定されている新規株式公開(IPO)に向けて準備を進めている。
Airbnbは、アーレンツ氏がアップルで「顧客間のコミュニティ構築」に取り組んだことが、今後の同社にとって役立つだろうと指摘した。
Airbnb の成功の多くは Apple によるものと思われます。多くのレンタルユーザーやゲストが同社の iPhone や iPad 用アプリを利用しているからです。もちろん Android 用アプリもあります。
アーレンツ氏は4月に同社を去り、後任にはディアドラ・オブライエン氏が就任した。アーレンツ氏は昨年約2,650万ドルの報酬を受け取るなど高額な報酬を得ていたものの、店舗を買い物やテクニカルサポートを迅速に行う場所ではなく、「街の広場」や高級ショールームへと変貌させようとしたため、「絶妙に調整されたバランス」を崩したと報じられている。
オブライエン氏は世界各地を巡業し、ワシントンD.C.にアップル・カーネギー図書館を開設するなど、すぐに活動を開始しなければならなかった。