グーグルがマンハッタンのアップルのソーホー地区近くに初の小売店をオープンすると噂される

グーグルがマンハッタンのアップルのソーホー地区近くに初の小売店をオープンすると噂される

AppleInsiderスタッフのプロフィール写真AppleInsiderスタッフ

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グーグルは、ニューヨーク市ソーホー地区のグリーンストリートに小売店をオープンするための賃貸契約を締結するところだと言われている。そこは、人通りの多いプリンスストリートのアップルの店舗からすぐのところだ。

Appleの現在のソーホー店は2012年に改装工事を経て再オープンした。

クレインズが今週発表した報道によると、検索大手のグーグルはグリーン通り131番地の物件を賃借する交渉を行っているという。計画が実現すれば、グーグルにとって初の実店舗となる。グーグルは一般的にサービス企業として知られているが、ハードウェア事業への進出も加速させている。

Googleが注目していると言われている場所は、プリンス通り103番地にあるソーホーのApple Storeの入り口から300フィート以内の場所だ。この店舗は2002年7月にオープンし、ニューヨーク市周辺にあるAppleの他の大型旗艦店と肩を並べるよう2012年に大規模な改装が行われた。

Googleは、活気あふれるこの地区に自社の小売店をオープンすることで、大きな成功を収めたいと考えているようだ。噂されている計画によると、Googleはグリーンストリートのプリンス通りとヒューストン通りの間のエリアに、8,000平方フィート(約750平方メートル)の店舗をオープンする予定だ。

同社は自社ハードウェアをあまり製造しておらず、モトローラ・モビリティを売却することでハードウェア分野で後退した経緯もあるが、公式Googleストアは、Google Glassが消費者向けに発売された暁には、同社独自の取り組みを推進する場となる可能性がある。また、LG、ASUS、Samsungといったサードパーティメーカーとの提携を通じて製造されているNexusブランドのスマートフォンやタブレットにも力を入れる可能性がある。

Googleの空中ビル
Googleのサンフランシスコの謎のはしけ |出典: CNET

Googleは、6月に開催される開発者会議「I/O」で発表予定とされる新型スマートウォッチでNexusラインナップを拡充するとの噂もある。この新型デバイスはLGとGoogleの提携による成果と言われており、ウェアラブル機器向けの新OSを搭載すると予想されている。

既存の Apple Store の近くに新興の小売店舗を置くことは新しい戦略ではない。Microsoft は数年前に同じ戦術を採用したが、その際、独立型の旗艦店ではなく、Apple のショッピング モール内の店舗と競争することに主眼を置いていた。

Googleは、Google Glassヘッドセットの発売準備が整ったら、一般公開するために利用されると噂されている謎の浮体式構造物4隻を浮体式構造物として公開し、大きな話題を呼んでいます。これらの浮体式構造物は、サンフランシスコ、ポートランド、コネチカット、ニューイングランドといった米国東海岸と西海岸の主要港に停泊しています。