記録的な生産量にもかかわらず、フォックスコンはiPhone 6の膨大な需要に追いつけない

記録的な生産量にもかかわらず、フォックスコンはiPhone 6の膨大な需要に追いつけない

マイキー・キャンベルのプロフィール写真マイキー・キャンベル

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iPhone 6とiPhone 6 Plusの予約注文がオンラインApple Storeに殺到し続ける中、提携メーカーのFoxconnは記録的な生産量に達したにもかかわらず、信じられないほど高い需要に対応するのに苦労していると報じられている。

サプライヤーの業務に詳しい情報筋によると、フォックスコンは鄭州に100本の専用組立ラインを保有し、アップルのiPhone 6端末の予約注文と発売日の割り当てに対応するために24時間体制で稼働させているとウォール・ストリート・ジャーナルが報じている。

「iPhone 6 Plusを毎日14万台、iPhone 6を40万台生産しており、これは過去最高の日産台数ですが、それでも予約注文に応えるには至っていません」と匿名の情報筋は述べた。「iPhone 6 Plusについては、現在も生産ラインを増強中です。供給が限られているもう一つの理由は、5.5インチディスプレイの不足です。」

ある関係者によると、5.5インチディスプレイの歩留まりは50~60%程度で、生産されたパネルのほぼ半分がAppleの厳しい基準を満たさないため廃棄されているという。一方、4.7インチのiPhone 6に搭載されるRetina HDディスプレイの歩留まりは85%程度と、比較的良好な状態にある。

情報筋によると、フォックスコンはiPhone 6 Plusの全モデルに加え、iPhone 6の「大部分」の製造を担当しているという。この報道は、ペガトロンが8月にiPhone 6の受注の50%を獲得したという噂(当時約5000万台と言われていた)とは対照的だ。

7月には、Appleの5.5インチの大型iPhoneは4.7インチのiPhone 6の発売に間に合わないとの報道もありましたが、Appleはこれらの噂を否定し、今週金曜日に両方のスマートフォンを発表する予定です。しかし、先週金曜日に予約注文が開始された際に、大型のiPhoneの納期が最初に延期されたため、この「ファブレット」デバイスの供給は逼迫しているようです。

アップルは月曜日、iPhone 6と6 Plusの予約注文が発売後24時間以内に合計400万台を超えたと発表した。今週は記録破りの発売に向けて準備が整った。