エブロ・ダーデンがApple Musicの新仕事、今後のUI改善などを語る

エブロ・ダーデンがApple Musicの新仕事、今後のUI改善などを語る

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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木曜日に公開されたインタビューで、Beats 1のDJ、エブロ・ダーデンは、Apple MusicのヒップホップとR&Bのグローバル編集長としての新しい仕事や、サービスの長期計画などについて語った。

ダーデン氏はComplex誌に対し、Appleは今後数年でホスト番組などのコンテンツを「より見つけやすく、より使いやすくする」予定だと語った。Beats 1にはドレイクやファレル・ウィリアムズといったアーティストの番組が収録されているが、Apple Musicはオンデマンドの楽曲、アルバム、プレイリストに重点を置いているため、平均的なリスナーはBeats 1のコンテンツを完全に見逃してしまう可能性がある。

ダーデン氏はまた、新タイトルの「グローバル」という部分を真剣に受け止めると約束した。ヒップホップとR&Bはアメリカで生まれ、主にアメリカのアーティストが中心となっているものの、これらのジャンルはカナダ、中国、ロシア、アフリカなど世界中に広がっている。

「ヒートマップを見て、人々がプラットフォームに関わっている場所や、成長の可能性がある場所を確認し、掘り下げていくつもりだ」とDJは語り、自身をアップルや消費者の利益に奉仕するのではなく「まずヒップホップの擁護者」だと表現した。

ダーデン氏は、自身の目標として「適切なアーティストを支援すること」と「音楽が作られているコミュニティに密着し、ミュージシャンが聴衆に届くために必要なサポートを提供すること」を挙げた。ダーデン氏は、ヒップホップの世界的な中心地であるニューヨーク市を拠点としている。

彼は、過去に強姦や暴行など数々の刑事告発に直面してきたコダック・ブラックのような物議を醸すアーティストのプロモーションについての質問には、ほとんど答えなかった。

「これらの問題はすべて議論の余地があると思います」と彼は述べた。「Apple Musicはまずサービスプロバイダーです。アーティストがデジタル配信業者を使って楽曲をアップロードすると、当然その楽曲はApple Musicに配信され、私たちはそのサービスを提供します。それ以降の対応については、ケースバイケースで対応し、必要に応じて議論していきます。」

ダーデンは今後もニューヨークの Hot 97 での司会と並行して、Beats 1 の番組の司会を続ける予定だ。