ロジャー・フィンガス
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アップルのリテール担当上級副社長アンジェラ・アーレンツ氏は、ティム・クック氏がCEOを退任した場合の後任に自分が就任する予定だという噂を否定し、ドナルド・トランプ米大統領の言葉を借りた。
「フェイクニュース、フェイクニュース、馬鹿げている、そんなことはない」とアーレンツ氏は火曜日に公開されたBuzzFeed Newsのビデオインタビューで語った。彼女はクック氏とともに、先週シカゴのミシガンアベニューに新しくオープンした店舗のオープニングでBuzzFeedのインタビューに応じた。
クック氏は質問を避けた。
「CEOとしての私の役割は、できるだけ多くの人をCEOにふさわしい人材に育成することだと考えている。そして、まさにそれをやっている。そして、その時点で取締役会が決定を下す」と同氏はコメントした。
クックCEOは、金曜日の太平洋時間午前0時1分(東部時間午前3時1分)に予約受付が開始されるiPhone Xの深刻な品薄の可能性について、別途回答した。複数の報道によると、同機種のTrueDepthカメラが生産のボトルネックを引き起こしているとのことだ。
「何が起こるか見てみましょう」と彼は言った。「しかし、できるだけ多く作るために一生懸命努力します。」
アップル・ミシガン・アベニュー店のすぐ近くにあるホテルにトランプ氏の名前が刻まれている件について、クック氏は、大統領が移民やLGBTの権利といった問題で反対派に報復する可能性を否定した。トランプ氏は選挙運動中にアップルを攻撃したことで悪名高いが、同時に米国に関連分野の雇用をもたらしたことを自慢していた。クック氏はホワイトハウスの会議に出席し、電話会談も行っている。
「我々は政治には関与しませんが、政策議論には参加します」とクック氏は述べた。「しかし、人格的なことであれこれ議論することはありません。それは我々の本質ではありません。ほとんどの人は、たとえ意見が異なっていても、本心からの意見であれば尊重してくれると思います。」