ニール・ヒューズ
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マイクロソフトの王座奪還により、アップルは今のところ、エクソンモービルに次ぐアメリカ第2位の企業となった。時価総額約2,800億ドルの石油大手に追いつくには、アップルの道のりはまだ遠い。
しかし、水曜日にアップルは株価に反映された時価総額でワシントン州レドモンドのライバルを追い抜き、世界最大のテクノロジー企業となったという栄誉を獲得した。
アップルの株価は1.09ドル(0.44%)安の244.13ドルで取引を終え、時価総額は2,220億ドルとなった。マイクロソフトも1.09ドル安となったものの、株価は24.98ドルで推移し、時価総額は2,190億ドルとなった。両社は終始互角の展開を見せ、市場のボラティリティの高さから、しばらくの間、株価は入れ替わりながら推移した。
しかし、アップルの株価収益率は20倍を超えている一方、マイクロソフトは13倍近く、エクソンは13.5倍となっている。
それがどれだけ長く続くかはさておき、水曜日の偉業はAppleにとって新たなマイルストーンとなる。共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏がCEOに復帰し、2000年代の輝かしい10年間を指揮して以来、Appleは立て直しを果たしてきた。Appleの成功は、昨年世界で最も優れたCEOに選ばれたジョブズ氏に大きく貢献してきた。ジョブズ氏は12年間で同社の時価総額を1500億ドルも増加させた。
4月、アップルはS&P 500指数のランキングでマイクロソフトを追い抜いた。このランキングは浮動株調整時価総額に基づいている。この数値は市場全体の数値ではなく、公開市場で取引されている株式にのみ適用される。