マイキー・キャンベル
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南京のアップルワンダーシティはコロナウイルスの影響で閉店した3店舗のうちの1つだ。
新型コロナウイルスの感染拡大が同地域の企業に大混乱をもたらし続けていることから、アップルは今週、中国国内の店舗2店舗を一時閉鎖した。
アップルの中国ウェブサイトは水曜日に更新され、中国東部の2店舗の閉店が発表された。南京のアップル・ワンダーシティと福州のアップル・タホ・プラザは、新型コロナウイルスへの懸念から、これらの店舗が入っているショッピングモールが閉鎖されたため、2月2日まで利用できない。
アップルのティム・クックCEOは火曜日の決算発表の電話会議で、ウイルスの蔓延を阻止するため、中国国内の店舗1店舗を閉鎖し、従業員の出張を制限したと述べた。3店舗目の閉鎖店舗は、青島市にあるアップル青島ビエンチャンシティ店である。
ニューヨーク・タイムズ紙の最新報道によると、新型コロナウイルスは中国・武漢で発生し、これまでに132人が死亡した。記録されている感染者数は約6,000人だが、適切な検査キットが不足しているため、この数字は実際にはもっと少ない可能性がある。
小売業以外にも、Appleはサプライチェーンと収益への悪影響に備えている。同社は、ウイルスが経済全体に与える影響に関する不確実性を理由に、2020年第2四半期の売上高見通しを630億ドルから670億ドルと、異例の幅で提示した。
アップルは、武漢とその周辺地域に拠点を置く多くの企業を含む中国のサプライヤーに大きく依存しているが、このテクノロジー大手は、状況が悪化した場合に備えてすでに代替手段を用意している。
クック氏は火曜日の電話会議で、「代替調達と緊急時対応策を講じている」と述べた。「武漢以外の工場の状況は不透明だ。工場再開の遅れをガイダンスに織り込むよう努めている」
フォックスコンは水曜日、世界中の注文を中断なく履行するために必要な準備を整えたと発表した。