ケイティ・マーサル
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アップルのMacシリーズの売上は4月、前年比で約2%減少し、iPodの売上も約9%減少したが、両セグメントとも同四半期のウォール街のコンセンサス予想と同等かそれを上回ると報じられている。
マンスター氏は、アップルの4~6月期について最終判断を下す前にさらに2カ月分のデータを見る必要があると警告したが、それでもクパティーノを拠点とする同社のMacの販売台数は210万台から230万台になると予想している。これは年間のMac販売台数が16~8%減少することを意味し、これは10~7%の減少という市場予想とほぼ一致する率だ。
一方、NPDが4月のiPod販売台数が9%減少したと発表したことを受け、マンスター氏は6月四半期のiPod出荷台数を約950万台から1,050万台と推定しており、これはウォール街のコンセンサス予想に近い水準だ。年間成長に慣れているAppleにとっては失望させる結果となる可能性が高いものの、マンスター氏は、これはむしろAppleにとってプラス材料となる可能性があると指摘している。なぜなら、iPodの販売台数が今春特に低迷するという懸念が払拭されるからだ。
売上増の大きな要因は、3月に発売された第3世代iPod shuffleによるものと見込まれている。このiPod shuffleは4月、厳しい状況にあったものの、iPodの売上を押し上げるのに貢献した。しかし、マンスター氏は、79ドルのこのiPod shuffleがiPodの平均販売価格を下げ、より収益性の高いiPod nano、classic、そしてtouchといったデバイスから遠ざけ、Appleに打撃を与えた可能性もあると警告している。
この好ニュースは、パイパー・ジャフレーが180ドルという高い株価目標を維持するのに十分だった。