AppleInsiderスタッフ
· 1分で読めます
アップルは中国時間の水曜日、デジタルコンテンツ提供の大幅な拡大を発表し、巨大なアジア市場にアップルミュージック、iTunesムービー、iBooksサービスを導入した。
プレスリリースによると、中国の顧客は初めて、Apple Musicの楽曲カタログにアクセスできるようになり、その中には中国人アーティストのイーソン・チャン、リー・ロンハオ、リン・ジュンジェイン、GEM、そして世界的スターのテイラー・スウィフト、エド・シーランなど、数百万曲に及ぶ楽曲が収録されている。iTunes Moviesでは音楽に加え、中国とハリウッドの映画も配信され、iBooksでは無料・有料の電子書籍も楽しめる。
「中国のお客様はApp Storeを大変ご愛顧いただいており、App Storeは世界最大のアプリダウンロード市場となっています」と、Appleのインターネットソフトウェア&サービス担当シニアバイスプレジデント、エディ・キュー氏は述べています。「最も多く寄せられたご要望の一つは、より質の高いコンテンツの提供でした。現地の専門家チームが厳選した音楽、映画、書籍を中国にお届けできることを大変嬉しく思います。」
Apple Musicの3か月間のトライアルは中国で9月30日に開始され、同日、米国での無料トライアルサービスが終了する予定となっている。トライアル期間後、中国の顧客には、単独使用アカウントの場合は月額10人民元、ファミリープランの場合は月額15人民元の利用料が請求される。
iTunes Moviesでは、国際的な大ヒット映画のほか、Bona、Huayi Brothers、1905などの国内スタジオの作品も配信されます。本日のサービス開始を記念して、Appleは「The Taking of Tiger Mountain」を期間限定で無料ダウンロードとして提供しています。
最後に、iBooks Storeには、鄭春華著『大頭息子と小頭父』や馬宏傑著『中国人の家宝』など、様々な中国語書籍が揃っています。Appleのデジタルストアでは、ステファニー・メイヤーの『トワイライト』シリーズも初めて販売されます。
北米や欧州といったデバイスが飽和状態にある市場から脱却し、中国はAppleにとって急速に重要な販売地域の一つとなった。例えば、今年は初めて中国をiPhoneの発売国に指定した。