「iPhone 7」の生産プレートとされる設計図にはスマートコネクタの兆候は見られない

「iPhone 7」の生産プレートとされる設計図にはスマートコネクタの兆候は見られない

マイキー・キャンベルのプロフィール写真マイキー・キャンベル

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部品のリークとされる情報がますます増えている中、月曜日にウェブに投稿された一連の画像によると、Appleの次期「iPhone 7」シリーズは確かに大型の背面カメラの開口部と、大型の「Plus」モデル用のデュアルカメラアレイを搭載するが、以前の噂通りスマートコネクタなしで出荷される可能性があるという。

HDBlogによると、Appleの中国サプライヤーから入手され、その後ウェブサイトBaiduにアップロードされたと思われるこれらの写真は、iPhoneのアルミニウム筐体の仕上げ工程で使用されたと思われるCNC加工プレートを詳細に捉えている。また、ツールの寸法を示す2枚の図面も公開された。

提供された画像には、4.7インチiPhone用と5.5インチiPhone用の2つのツールが写っています。注目すべきは、小型版には、アップグレードされたiSightカメラモジュールと思われる部品を収めるために、より大きな開口部が備わっているように見えることです。これは、本日早朝にリークされたとされる部品情報で初めて確認された、Appleの現行iPhone 6sシリーズからの設計変更です。

大きなプレートにある錠剤型の開口部は、デュアルカメラ構成を示唆しており、AppleのTrue Toneフラッシュモジュール用の小さな穴と、1つのマイクが含まれているようです。次世代iPhoneに2つの背面カメラセンサーが搭載されるという噂は、KGI証券のアナリストであるミンチー・クオ氏が、この特別なアレイが「Plus」モデルの差別化要因として販売されると予測するメモを発表した1月に始まりました。

これらの写真にはAppleのSmart Connectorに関する情報は見当たりませんが、特徴的な3つの穴を持つポートは製造工程の後半に搭載される可能性があることに注意してください。iPad Proで導入されたApple独自の接続プロトコルは、4月にリークされたとされる筐体プロトタイプに、そして今月は回路図にも登場しました。

9月が刻一刻と近づく中、業界アナリストや関係者は「iPhone 7」に関する予想を絞り込み始めている。噂を流す人の多くは、Appleが次世代端末の少なくとも1機種、具体的には5.5インチのフラッグシップモデルにデュアルカメラを搭載する計画で、画面サイズ以外の差別化を図るだろうと見ている。具体的な構成はまだ明らかにされていないものの、2つの独立したレンズを搭載することで、カメラシステムの柔軟性が向上するだろう。