シングテル、東部でiPhoneを提供へ；TIMのCEO、3Gモデルは6月に発売と発表

シンガポールに拠点を置くシングテルは、アジアの一部地域とオーストラリアでアップルのiPhoneを提供する計画を発表した。一方、テレコム・イタリア・モバイルの最高経営責任者は、イタリア国民が同端末の3Gモデルを購入できるようになる時期を6月と明言した。

シングテルは月曜日の報道陣への短い声明で、今年後半に子会社のバーティ・エアテル、グローブ、オプタスを通じてシンガポール、インド、フィリピン、オーストラリアでiPhoneを提供することでアップルと契約を結んだと発表した。

 

この発表により、シングテルはインドとオーストラリアでタッチスクリーン端末を提供する2番目の無線通信事業者となり、近い将来にこれらの国と他の8つの市場にサービスを提供する意向を以前に発表したボーダフォンに続くものとなる。

一方、ElectronicsWeeklyのデイビッド・マナーズ氏は、TIMの最高経営責任者であるルイジ・リッチャルディ氏との会話について報じている。その中で、このイタリアの携帯電話のトップは、6月中にイタリアで3G iPhoneが購入可能になることを確認したと言われている。

「来月には3G対応のiPhoneを発売する予定です」と、ドバイで開催された国際エレクトロニクスフォーラム初日の終了後、夕食に向かうバスの中でマナーズ氏に語った。

先週末、米国と英国のAppleのオンラインストアは、iPhoneの現行バージョンの注文受付を突然停止した。