アナリストによると、2022年の「アップルカー」提携は2025年の発売に向けた準備となる

アナリストによると、2022年の「アップルカー」提携は2025年の発売に向けた準備となる

マイク・ピーターソンのプロフィール写真マイク・ピーターソン

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クレジット: Apple

投資銀行ウェドブッシュによると、アップルは2025年の「アップルカー」発売の基礎を築くため、2022年に電気自動車に関する戦略的提携を発表する可能性が高いという。

AppleInsiderが閲覧した投資家向けメモの中で、ウェドブッシュの主任アナリスト、ダニエル・アイブス氏は、Appleが自動運転車の開発を加速させているという最近の報道について、ある見解を示している。アイブス氏は、この報道は「我々の考えと非常に一致している」と述べている。

アナリストによると、ウェドブッシュは依然として、Appleが自動運転車を発売するかどうかではなく、いつ発売するかが問題だと考えている。アイブス氏はさらに、Appleの自動車市場参入により、同社の成長ストーリーに1株当たり30ドル相当の市場規模が加わる可能性があると付け加えた。

アイブス氏は、タイムラインに関して、アップルが2025年までに独自のスタンドアロン車両を発表する可能性は60%から65%あると考えている。

「過去7年間、アップルの自動車事業への野望は幾多の紆余曲折を経た」とアイブズ氏は記している。「クパチーノ社内では『プロジェクト・タイタン』として知られていたが、最終的には数年前の当初の計画から大幅に縮小され、今や2025年のアップルカー発表を巡る議論の中心に再び浮上しているようだ。」

アナリストは、そのような協力がクパチーノの巨大企業にとって「第一歩」となるため、Appleが2022年に何らかの戦略的なEVパートナーシップを発表するだろうと引き続き考えている。

「将来的な利益率や財務モデルへの影響、そしてこのような巨大な取り組みに伴う戦略的な製品リスクを考慮すると、我々はアップルがEVの道で提携し、自社で自動車や工場を建設し始めるよりもむしろアップルがEVの道で提携することを望む」とアイブス氏は書いている。

アイブズ氏は、アナリストによる2022年の予測に基づく、アップルの目標株価を185ドルに据え置いた。これには、サービス事業の時価総額1.3兆ドル(16倍)、ハードウェア事業の時価総額2.1兆ドル(7倍)が含まれる。