ケイティ・マーサル
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エイト・マイル・スタイルは、iTunesの開発元であるアップルと、エミネムの楽曲を管理するアフターマス・レコードを相手取り、エミネムの楽曲が許可なくダウンロード可能になったとして訴訟を起こしていた。両社は1週間前にこの件で裁判に臨んだ。
AP通信によると、Eight Mile StyleとAppleは木曜日の夜に合意に達したという。和解の詳細は明らかにされていない。
裁判は木曜日の合意に至るまで5日間続いた。以前の報道では、法廷闘争は今週中に終結する可能性があると示唆されていた。
Appleは裁判初日に、AftermathがiTunesでのダウンロード1回につき70セント、Eight Mile Styleが9.1セントの収益を得ていることを明らかにした。EminemのパブリッシャーであるAppleは、デジタル配信には更なる許可と新たな別個の契約が必要だと主張した。彼らは、Aftermathとの当初の契約条件には、iTunesでのEminemの楽曲販売は含まれていないと考えていた。
本名マーシャル・マザーズのエミネムは裁判には参加していなかった。
エイト・マイル・スタイルは訴状の中で、同社とエミネムはアップルからエミネムの楽曲販売に対して250万ドルの未払い金を受け取っていると主張した。そのうち約50万ドルは、エミネムの最大のヒット曲「ルーズ・ユアセルフ」によるものだとされている。
これに対し、アップルは、エミネムの楽曲をアフターマスから合法的に販売する権利を取得していると反論した。同社の弁護士は法廷で、エイト・マイル・スタイルがロイヤルティ小切手を換金し続けており、その額は「多額の」ものになっていると述べた。