Apple TV+が『神経衰弱寸前の女たち』をリメイク

Apple TV+が『神経衰弱寸前の女たち』をリメイク

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

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ペドロ・アルモドバル (出典 Wiki Commons)

脚本家兼監督のペドロ・アルモドバルが、オスカー候補のブラックコメディ映画を新シリーズ化するためApple TV+と契約したと報じられている。

『神経衰弱寸前の女たち』は、アルモドバル監督のキャリアをスタートさせた1988年のヒットスペイン映画です。外国映画の吹き替えを担当する俳優たちを描いたロマンティック・コメディで、英語とスペイン語を織り交ぜた新たなテレビ版が制作される予定です。

ハリウッド・レポーターによると、Appleはこの映画を原作としたシリーズのオプション権を取得したとのことです。つまり、現時点ではシリーズ化されておらず、脚本も完成していませんが、Apple TV+は未発表の期間、シリーズを制作する権利を保有することになります。

制作と配信開始はすぐには発表されないものの、プロジェクトは既にかなり進んでおり、主演も決まっています。『ジェーン・ザ・ヴァージン』のジーナ・ロドリゲスが主演を務める予定です。

『マスターズ・オブ・セックス』や『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』の脚本家ノエル・バルディビアが脚本を執筆しており、シリーズが実現すればショーランナーも務める。

本作には制作パートナー企業も参加しています。カナダ系アメリカ人のライオンズゲート・テレビジョンが製作総指揮を務め、アルモドバル監督は自身のエル・デセオ・カンパニーを通じて製作総指揮を務めます。

「神経衰弱寸前の女たち」は、英国のハウス・プロダクションズ制作のシリーズ「Women on the Verge」とは別物です。2018年のシリーズも「神経衰弱寸前の女たち」というオリジナル作品に基づいていますが、これはダブリンでの生活を描いた回想録であり、アルモドバル監督のスペインを舞台にした物語ではありません。

ハウスのシリーズはシャロン・ホーガンが共同制作・共同脚本を務め、その後、彼女はApple TV+とファーストルック契約を結んだ。