アナリストがWWDCで新型iPod shuffleの発表を予測

Apple の毎年恒例の世界開発者会議が急速に近づいており、来週月曜日に開始されるこのイベントで同社が何を発表するか、あるいは発表しないかについてさまざまな憶測が飛び交っている。

バンク・オブ・アメリカ証券のアナリスト、キース・バックマン氏は昨日、同社がこのイベントで2GB、あるいは4GBの新型iPod shuffleを発表する可能性が高いと述べた。また、顧客に送付したリサーチノートの中で、同アナリストは、モトローラが開発中の待望のiTunesフォンも発表する可能性があると述べている。

「Appleのフラッシュメモリサプライヤー（サムスンと東芝）が、2Gと4Gの両方で、より大容量のNANDフラッシュメモリチップの生産を増強しているとの報道を我々は確認している」とバッハマン氏はレポートに記している。「Appleは今年の夏に、より大容量の新しいフラッシュメモリプレーヤー（おそらく画面付き）を発売する可能性が高いと考えている」

Mac に関して、アナリストは、iBook と eMac (どうやら Mac mini と混同しているようだ) も更新される予定だが、カンファレンスでは発表されないだろうと述べた。

Apple 社は、その再販業者チャネルに大量の Mac、特に iPod を供給しているようだが、一部の西海岸の Apple 小売店では今週、不思議なことに iPod shuffle が品切れになっていると、少数の情報提供者が伝えている。

しかし、バックマン氏の報道とは対照的に、AppleInsiderの情報筋は、4GBフラッシュメモリの価格が、競争力のある価格帯のデジタル音楽プレーヤーに搭載できるほどには下がっていないと考えている。一方、2GBフラッシュメモリ搭載のiPodが登場する可能性は高く、近い将来に登場すると予想されている。

バンク・オブ・アメリカ・セキュリティーズはアップルの予想に変更はなく、アップル株の「買い」評価を維持し、目標株価を1株44ドルとした。