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macOS Sierra以降、AppleはApple Watchを装着し、Macに近づいた時にロックを解除する機能を実装しました。一見シンプルそうですが、確実に動作させるにはいくつかの前提条件を満たす必要があります。AppleInsiderがその詳細を解説しています。
ハードウェア
発売当初、この機能を試用した際はスペックについてあまり注意していませんでした。この機能を使用するには、watchOS 3以降を搭載したApple Watch(私たちが持っていたもの)と、2013年中期以降のMac(2012年モデルのRetina MacBook Proを使用)で動作するmacOS Sierra(私たちが持っていたもの)が必要でした。
さらに、新たな要件があります。Apple Watch Series 3をお持ちの場合、Macは2013年中期以降であるだけでなく、High Sierraを実行している必要があります。
これらはすべて明白なことのように思えますが、上級ユーザーでも簡単なことでつまずくことがあります。
二要素認証
2段階認証はAppleによって廃止されており、推奨されていません。実際、ほとんどのAppleサービスで2段階認証が必須となっているため、まだ切り替えていない方は今すぐ切り替えましょう。
ただし、第2世代や第3世代のApple TVやMacなど、古いデバイスを誤って、あるいは意図的に古いシステムで使用してしまった場合、今後デバイスを認証するためにiCloudパスワードの末尾に6桁のコードを追加する必要があることに注意してください。プロンプトは表示されますが、それでも面倒です。
これが問題ではない、または気にしない場合は、次の手順に従ってください。
Macの場合:
- システム環境設定でiCloudを開きます
- 「アカウント詳細」を選択
- 「セキュリティ」をクリック
- 「2要素認証を有効にする」をクリックします
また、iPhone の場合:
- 設定を開く
- iCloudアカウントをタップします
- 「パスワードとセキュリティ」をタップします
- 「2要素認証をオンにする」をタップします
前提条件の設定
MacのBluetoothとWi-Fiがオンになっていることを確認してください。また、MacとApple Watchが同じApple IDでiCloudにサインインしていることを確認してください。Macが他のデバイスとインターネット共有を行っていないことを確認してください。
当然のことながら、Macの自動ログインを無効にし、パスワードを設定する必要があります。パスワードを設定していない場合は、接続しているiPhoneのパスワードとは異なるパスワードを設定することをお勧めします。
Apple Watch にもパスコードが必要です。そうしないと、手順全体が失敗します。
最後の一歩
「セキュリティとプライバシー」コントロールパネルで、「Apple Watch で Mac のロックを解除できるようにする」を選択します。
Apple Watchを装着してロックを解除してください。Macをシャットダウンまたは再起動してロックを解除し、試してみてください!