アップルの自動運転車テスト車両45台がカリフォルニアの道路を走行

アップルの自動運転車テスト車両45台がカリフォルニアの道路を走行

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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アップルは、カリフォルニア州内の自動運転試験車両の数を急速に増やしており、同州ではゼネラル・モーターズ傘下のクルーズに次いで第2位となっている。

フィナンシャル・タイムズ紙は火曜日、カリフォルニア州運輸局のデータに基づき、アップルは2017年4月から2018年1月の間に3台から27台に増加したが、その後は45台に急増したと報じた。クルーズは110台を保有している。

アップルに次ぐのはテスラで39台、ウーバーで29台。アリゾナ州での死亡事故を受けてウーバーはテストを一時停止している。

アルファベット傘下のウェイモは、名目上は今年後半にアリゾナ州で商用配車サービスを開始する予定だが、アリゾナ州の車両数は増加しているものの、カリフォルニア州の車両数は2017年6月の100台からわずか24台に縮小した。ウーバーの事故を受けてウェイモが計画を延期するかどうかは不明だ。

アップルの長期計画は依然として不明瞭だ。自動運転のテストは認めざるを得なかったものの、この技術をどう活用したいのか、もし本当に実現したいのかさえ明らかにしていない。

同社は、おそらく第三者との提携により、配車サービス用のプラットフォームを開発すると予想されている。あるいは、自社で電気自動車を設計するという選択肢もあるが、その場合は外部の工場と契約して製造する必要があるだろう。