アップル、ドイツの新自転車道のロゴに類似点が多すぎるとして反対

アップル、ドイツの新自転車道のロゴに類似点が多すぎるとして反対

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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報道によると、アップルはドイツの新しい自転車道のロゴが自社のロゴとあまりにも類似していると主張し、これに異議を唱えているという。

「Apfelroute」(アップルルート)のロゴは2018年にドイツ特許商標庁に登録され、ライン=フォアライフェル地方の観光マーケティングに既に使用されていると、西ドイツ放送局が報じた。アップル側の弁護士は、GPTOに控訴しただけでなく、ライン=フォアライフェル観光局に使用停止命令書を送付した。アップルの商標上の異議申し立ては、Apfelrouteの緑の葉と「かじられた」側面に焦点が当てられている。

アップルロゴ

「アプフェルルートは我々とは全く異なる商品であり、このような大企業が我々を攻撃するなんて信じられない」とライン=フォアライフェル観光局のマネージングディレクター、エヴァ・コンラート氏は語った。

Appleは商標権の行使に比較的積極的であることで知られており、米国では商標権の行使を怠れば不正使用が罰せられるという通説に基づいて行動している。同社はiPadから偽のサービスセンターに至るまで、あらゆる問題に対処してきた。

今年初め、ノルウェー進歩党(Fremskrittspartiet)のロゴにAppleが反対を表明したのも、物議を醸した出来事だった。半写実的なレンダリングや「FR」の文字を重ねるなど、目立った相違点がいくつかあるにもかかわらず、Appleは反対を表明した。

アプフェルルートは5月19日に開通予定。標識やユニフォームから自転車ラックまで、すでにあらゆるものにそのエンブレムが付いているため、突然コースを変更するには費用がかかるだろうと、ライン=フォアライフェル観光局のトーマス・バウマン氏は述べた。