ウィストロン、iPhone製造における偽造部品使用による工場の作業停止の主張を否定

ウィストロン、iPhone製造における偽造部品使用による工場の作業停止の主張を否定

スティーブン・シルバーのプロフィール写真スティーブン・シルバー

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iPhone部品サプライヤーは、組み立て工程で無許可の防水シールが使用されたため、Appleが中国・鼓山のウィストロンの工場での生産を停止したという報道に異議を唱えている。

Digitimesの報道によると、台湾の中国語紙Commercial Timesは木曜日早朝、Appleが同工場での生産を2週間停止し、同工場で無許可の部品が使用されている疑いを調査すると報じた。また、同社は「Appleの信頼を取り戻す」ため、幹部数名を停職処分にしたと報じている。

ウィストロンは、iPhone 6に使用するためにAppleから認可を受けていない防水シール材を使用していたとされている。しかし、台湾証券取引所への提出書類の中で、ウィストロンは工場の操業は「完全に通常通り」であり、全く停止されていなかったと述べている。

AppleInsiderはこの件についてWistronにコメントを求めたが、今のところ返答はない。

ウィストロンは今週初め、インドにおけるアップルの小売計画に合わせて、おそらくiPhone生産のための新工場を建設する承認を得た。