インド最大のコングロマリットがiPhoneの組み立てを希望

インド最大のコングロマリットがiPhoneの組み立てを希望

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

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2018年にインドを訪れたティム・クック氏(出典:Apple)

多国籍コングロマリットのタタはiPhone組み立て業者のウィストロンと交渉中で、インドでアップルのサプライヤーと提携することを目指している。

ウィストロンは、前年12月の労働者暴動を受けて、2021年4月に経営体制を再編した。その後、iPhone工場をLuxshareに売却し、インドでの工場建設に対する財政的インセンティブを得ている。

インディアン・エクスプレス紙によると、ウィストロンは現在、インド事業についてタタ・グループと協議中とのことだ。タタはウィストロンとの合弁会社設立を目指しており、インドでiPhoneの共同組み立てを行う計画だと報じられている。

この提携の目的は、ウィストロンの専門知識を活用し、タタのテクノロジー製造部門を強化することです。インディア・エクスプレス紙は、この提携はインドのテクノロジー産業にとっても大きな恩恵となるだろうと報じています。

計画の詳細は未だ確認されていないが、同誌はタタ・グループがウィストロンのインド工場の株式を取得する意向を示している可能性があると報じている。また、両社が共同で新たな組立工場を建設する可能性もある。

ウィストロン、タットグループ、アップルはいずれもまだ公にコメントしていない。

また、2022年8月の報道によると、Appleの新しいiPhone 14シリーズの一部はすでにインドで製造される予定だという。