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一部の投資家は、すでに簡単に儲けが出ていると考えているものの、調査投資会社パイパー・ジャフレーは、アップルの事業にはさらなる可能性があるとみて、同社の株を新年の注目銘柄トップ3に挙げている。
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「アップル株が急騰しているにもかかわらず、なぜ我々は同社をトップピックとして取り上げているのか?」と、アナリストのジーン・マンスター氏は水曜日に発表したリサーチノートに記した。「投資家は楽して儲けたと考えているが、我々はアップルの事業にさらなる上昇余地があると見ている。成長がピークに達したという見方から、アップル株は業績が上振れすればプラスに反応するだろうと考えている。」
マンスター氏は、2006年にiPodの新製品やアップデート製品の販売が鈍化することはないと予想しているものの、新年にはMacintoshシリーズの進化がより重要な話題になると考えている。同氏は、Intelプロセッサへの移行とMacの新しいフォームファクタの必要性が、消費者の関心を喚起する複数の新製品やアップデートモデルの発売につながると予想している。
アドビ
アドビについてコメントしたマンスター氏は、同社の顧客基盤(現在はマクロメディアも含まれる)はこれまで見た中で最も強力だと語った。
2006 年は Adobe にとって製品リリースの少ない年になるというのが市場全体の見方ですが、アナリストは、最近リリースされた Adobe/Macromedia バンドル製品、夏の終わりから秋の初めにかけての Acrobat 8、さまざまな新しいエンタープライズ レベルの製品の組み合わせの散発的なリリース、そして 2007 年初めの CS 3 の出荷への期待から Adobe が恩恵を受けると考えています。
熱心な
パイパー・ジャフレーの上位3社の中で、アビッドはアドビやアップルよりも四半期ごとの業績変動が大きく、リスクプロファイルが最も高いとマンスター氏は述べた。
「とはいえ、同社は高解像度のポストプロダクションおよび放送ニュースルームシステムの市場でリーダー的立場にあり、両市場とも数年にわたる業界の主要なアップグレードサイクルの真っ最中である」とアナリストは記している。
PiperJaffrayはApple株の目標株価を80ドルとし、「Outperform」の評価を維持している。