アップル、メキシコと台湾で「iWatch」の商標を申請

アップル、メキシコと台湾で「iWatch」の商標を申請

AppleInsiderスタッフのプロフィール写真AppleInsiderスタッフ

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Appleのスマートウォッチと思われるアーティストによる描写。| 出典: Yrving Torrealba

アップルが日本で「iWatch」の商標を出願したとの報道に続き、月曜日にはメキシコと台湾でも同様の出願が公開され、同社がウェアラブル・コンピューティング機器市場に参入する可能性があるとの報道がさらに増えた。

日本での出願と同様に、Appleは6月3日にメキシコと台湾でも「iWatch」の名称の保護を申請しました。これはロシアでの新たな申請のわずか2日前のことでした。これらの申請はすべて、コンピューティングハードウェア、より具体的にはポータブルコンピューティングデバイスに関するものです。

9to5Macが最初に発見したように、メキシコ工業所有権庁への申請書類には、Appleの名称の基本図が含まれており、太字のブロック体で「IWATCH」と書かれています。また、書類にはAppleの名称と住所(クパチーノのインフィニット・ループ1番地)も記載されていますが、申請は地元の法律事務所によって提出されました。

アイウォッチ
Apple のメキシコにおける「iWatch」商標出願に含まれるグラフィック。

MacRumorsによる別のレポートによると、台湾の申請にも同じ図が掲載されており、Apple の名前とカリフォルニア本社が記載されているという。

このデバイスに関する「リーク」はまだ出ていないものの、多くの報道では、Appleが「iWatch」プロジェクトに熱心に取り組んでいると関係者が語っている。また、このデバイスがどのような形状になるかは不明だが、高度な腕時計のような外観になるとの見方が大勢だ。

AppleInsiderは2月に、曲げられるブレスレットに取り付けられたフレキシブルなタッチスクリーンを備えたウェアラブルコンピューティングデバイスに関する米国Appleの特許出願を最初に発見した。

コストと現在の技術水準を考えると、このような設計がすぐに実現する可能性は低いが、本発明で詳述されている技術的特徴は、第一世代の製品に採用される可能性はある。

アップルのライバルであるサムスンなど他のテクノロジー企業も、2013年後半に「スマートウォッチ」製品を発売することをすでに発表している。ヘッドマウント型の拡張現実「メガネ」デバイスであるグーグルグラスを除けば、大半は手首に装着するものとみられている。

最近では、AppleのパートナーメーカーであるFoxconnが、生体認証データセンサーと低レベルのリモートコントロール機能を備えたiPhone対応スマートウォッチを今年発売すると発表した。