ケイティ・マーサル
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IBMからアップルに新しく入社したマーク・ペーパーマスター氏に対する計画は、連邦判事が同氏に新しい雇用主でのいかなる仕事も停止するよう命じたことにより、少なくとも一時的には妨げられた。
この判決により、個人的な理由で家電メーカーの要職を退く、長年同社に勤務した上級役員トニー・ファデル氏の後任としてペーパーマスター氏を任命するというアップルの計画は後退することになる。
アップルとペーパーマスター氏の弁護士は、候補者にとってのトラブルを回避することを目的とした法的書類ですでに弁護を展開しており、iPhoneとiPod touchを扱う部門のトップの地位では企業秘密が漏洩するリスクを負うには範囲が狭すぎると主張している。
ペーパーマスター氏の弁護士らはまた、その関連性に関わらず、競業禁止条項の遵守を義務付けることは、業界とのつながりを断つことになり、同氏のキャリアに「信じられないほどの損害」を与えると主張している。
IBM はこれに反対し、ペーパーマスター氏が扱ったサーバーに属すか、ペーパーマスター氏が目にする可能性のある ARM チップに属すかに関係なく、プロセッサの性質上、上級スタッフの交代を許可するのは危険すぎると主張している。
「大小を問わず電子機器は同じ種類の知能、つまりマイクロプロセッサによって動かされている」とニューヨーク州に本社を置く同社は主張する。