サム・オリバー
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Mac OS X 10.5.8アップデートのベータ版は、これまでに開発者の手元に届いたのはわずか2つです。最初のベータ版はビルド9L12として、先週初めにごく限られたテスターグループに配布されました。その後すぐに、先週末にはビルド9L14が登録済みのすべてのMac OS X開発者にリリースされました。
約24のシステムコンポーネントとアプリケーションに対応したMac OS X 10.5.7とは異なり、Mac OS X 10.5.8は当初から焦点が絞られているように見えます。このアップデートに詳しい関係者によると、Appleは開発者に対し、評価作業を12の主要テクノロジーに集中させるよう求めており、そのうち将来対応アプリケーションとなるのはAutomatorとiCalの2つだけです。
アップデートの残りの部分では、802.1x ワイヤレス プロトコル、Apple Filing Protocol、AirPort、Bluetooth、グラフィック ドライバー、iDisk 同期、ネットワーク、Spotlight インデックス、同期サービス、USB などの基盤となるサービス テクノロジに対処します。
同様に、最初の2つのプレリリースビルドにすでに組み込まれている約24件のコード修正の多くも、基盤となるネットワークおよび同期技術をターゲットとしています。例えば、AppleはAFPとTimeMachineの同期、iCalの時刻とカレンダーの同期、ネットワークホームフォルダでのスタートアップ項目の実行、DHCPクライアントと802.1xの統合に関する問題の修正を報告していると報じられています。
DisplayPort-DVI/VGA変換アダプタの問題に悩まされているMacの新規ユーザーも、Mac OS X 10.5.8のリリースで改善が見られるはずです。ただし、Appleは具体的な問題の詳細を明らかにしていないと報じられています。Macが2度目のスリープ解除に失敗するという問題を抱えていたユーザーも、問題の緩和が見られると報じられています。