ロジャー・フィンガス
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ビジネス誌ファスト・カンパニーは火曜日、350社、36部門を対象に、2018年の「最も革新的な」企業としてアップルを選出した。
同誌は、「2010年のiPad以来ヒット作がないと批判されてきた企業としては」、同社は2017年にAirPodsやApple Watch Series 3の売上が好調で、ARKitやiPhone Xなどの製品も高く評価され、かなり好成績を収めたと指摘した。
人々は企業を最新の製品で判断する傾向があるが、「創造性は表面的なものではない」とFast Companyは続けている。
「Appleの体験を生み出すハードウェアとソフトウェアのエンジニアリングへのアプローチは、これまでになく野心的だ」と同社は述べている。「他のスマートフォンやタブレットメーカーは、競合他社と同じ既製のチップを購入している。一方、Appleは自社でチップを設計している。そのため、iPhoneにはAppleのOS、アプリ、ディスプレイ、カメラ、タッチセンサー向けに最適化されたプロセッサが搭載されている。」
同誌はまた、CareKit、Apple Music、人工知能への「大きな進歩」なども挙げており、人工知能への進歩の例としては、バッテリー性能の最適化や、クラウドではなくデバイス上での処理の優先などが挙げられている。
実際、AIはApple初のスマートスピーカーであるHomePodに対する最も厳しい批判の1つとなっている。SiriはAmazonやGoogleの音声アシスタントほど多くの機能や柔軟性を提供していないからだ。